ご質問一般
- 保護帽をバイク用に使っても構わないですか?
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									保護帽は、上方からの落下物から、または着用者の転倒時に頭部を保護するためのものです。着用者が高速で移動中に障害物に衝突した際に頭部を保護するための乗車用安全帽や自転車用ヘルメットとは構造や性能が異なります。そのため、バイク乗車用に保護帽を使うことは危険も伴うので絶対に行わないでください。 
- 法令で保護帽の着用が義務付けられている作業はどのようなものがありますか?
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									労働安全衛生規則やクレーン等安全規則では以下のものが挙げられます。 
 (小さくて見づらい場合は、こちらをご覧下さい)
  
- 保護帽の交換の目安はどれぐらいですか
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									PC・PE・ABSなどの熱可塑性樹脂製の保護帽では使用開始後3年、FRPなどの熱硬化性樹脂製の保護帽では使用開始後5年です。保護帽は過酷な条件下で使用されるため、外見に異常が認められなくても、劣化が進んでいることがあります。 
 なるべく耐用年数以内に交換してください。あごひもやハンモック等の内装品は1年ごとに交換してください。
- 保護帽の材質にはどのような種類がありますか?
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									保護帽には、母材に熱硬化性樹脂であるポリエステル樹脂を用いたFRPや、熱可塑性樹脂のPC、PE、ABSなどの材質があります。それぞれの特徴を簡単にまとめると以下の表のようになります。 
 小さくて見づらい場合は、以下のPDFをご確認ください。 PDFファイル(602KB) 
- 電気用保護帽の耐電自主検査とは?
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									電気絶縁用保護具を使わなければならない事業者は、労働安全衛生規則第351条により、6ヶ月以内ごとに一回、定期にその絶縁性能について自主検査を義務付けられています。電気用保護帽は、交流10,000Vの電圧で試験を行います(昭和50年7月21日付 基発第415号)。設備・環境により実施の難しいお客様のため、タニザワでは試験の代行を請け負っています。試験費用など、詳しくは、お近くの営業所までお問い合わせください。
- 保護帽の国家検定には、どのような試験がありますか?
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									飛来落下物用、墜落時保護用の構造・性能については衝撃吸収性能試験や耐貫通性能試験(厚生労働省 保護帽の規格)があります。 
- 保護帽の点検項目にはどのようなものがありますか?
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									保護帽は、帽体、着装体、あごひもから成り立っています。それぞれチェックすべき項目は表のようになります。 
 (小さくて見づらい場合は、こちらをご覧下さい) 
- 防災用として保管している保護帽の交換の目安はどれくらいですか?
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									異常が認められなくても防災用ヘルメットとして購入し、保管を始めてから6年を経過した防災用ヘルメットは交換してください。 
購入前のご質問
- 保護帽の内装やあごひもはどのように注文するのですか?
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									帽体の内側に「労・検」の文字が書かれた表示ラベルが貼られています。このラベルの上方にある型式名称を確認してください。 
 例えば、型式名称が「130-EZ」だった場合、内装の場合は「130-EZ用内装一式」、あごひもの場合は「130-EZ用あごひも一式」とご指定ください。
 なお、ご注文は保護帽をご購入された販売店にお願いします。
- 保護帽は重いので、軽くて涼しい軽作業帽を使いたいのですが?
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									軽作業帽は、形状は保護帽に似ていますが、保護性能はほとんどありません。従って、飛来落下物や自身が転落するような危険がある場所では、頭部を保護しきれないこととなります。鋭い角のあるところなどに、一寸ぶつかった程度のとき保護できるくらいの性能しかありませんので、保護帽着用の必要がある場所で代用することは非常に危険です。 
- 頭のサイズが大きい人や小さい人に合うヘルメットはありますか?
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									多くの製品は、頭周が53cm~63cmの範囲で調節可能になっていますが、これより大きなサイズを希望される方に合わせた製品もあります。頭周65cmまで対応可能な製品です。特大型とご指定ください。また、頭周47㎝~57㎝まで対応の子供用保護帽ST#198-EPZ(EPA-S)もあります。 
- 通気性の良いヘルメットはどれですか?
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									「エアライト」、「エアライトS」搭載ヘルメットは、墜落時保護用の検定を取得していながら発泡スチロール製の衝撃吸収ライナーを用いないため、通気性は抜群です。 
 さらに、二層構造のST#1830-JZⅡは「エアライト」搭載に加え、大きな通気孔面積を実現しています。
使用中のご質問
- 保護帽の内装を交換するとき、自分の好きな内装を取り付けても良いのですか?
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									保護帽は完成品の状態で型式検定を受けています。そのため、元々の部品とは異なる部品を独自の判断で付け替えることはできません。 
- 保護帽の型式や製造年月を確認する方法は?
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									型式検定合格のヘルメットには、帽体の内側に「労 検」の文字が書かれた表示ラベルが貼られています。このラベルの上方に製品の型式名称が表示されています。また、下段には製造年月が表示されています。尚、型式と製品の品番は異なりますので、詳しくは、お近くの営業所までお問い合わせください。  
エアライトについて
- エアライトは全体にブロックライナーがついていますが、被った時に痛くありませんか?
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									エアライトには前後左右にブロックライナーがありますが、実際に頭に当たる部分は従来のヘルメットと変わりません。 
 ゴツゴツした違和感は全くありませんので、ご安心ください。
- 発泡スチロールが入っていないのに墜落時保護用として使えるのですか?
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									お使いいただけます。 
 エアライトシリーズには、発泡スチロール製の衝撃吸収ライナーと同等以上の衝撃吸収性能を持つ「ブロックライナー」を搭載しています。
 これにより、墜落時保護用の検定を取得しているので問題ありません。
- 今使っているヘルメットの内装をエアライトに交換できますか?
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									保護帽は完成品の状態で型式検定を受けています。エアライトシリーズ以外の保護帽をお使いの場合、エアライトを独自の判断で付け替えることはできません。 


