保護メガネは、作業中、思いがけず発生する飛来物や薬液の飛まつ、空気中に浮遊する粉じんなどから目を守る保護具です。このため、常に身の回りに置き、目の保護が必要な場合にはすぐに掛ける必要があります。
ところが、ヘルメットや安全靴と違って保護メガネは常時着装せず、携帯することが多いことから、いざという時に手元に無いために、負傷事故を引き起こすことがあります。このため、保護メガネを作業時にいつでも身近に置いて、すぐに使えるようにしたいというニーズが生まれ、シールド面内蔵ヘルメットのアイディアに結びつきました。
近年、目の保護に関する安全意識の向上により、シールド面付きヘルメットが普及しました。それに伴ってユーザーの要求事項が増えましたが、メーカーがそれに応えることにより、製品は急速に進化しました。
まずはじめに、当社のシールド面付きヘルメットの進化を、簡単に振り返ってみたいと思います。